新年の幕開け〜シャンパンと花火とキス〜
スウェーデンでの一番のお祭りは何と言ってもクリスマス。
それが終わると、クリスマス後のセールで盛り上がるものの、町も普通の冬の一日にもどってしまう。日本の暮れのような慌ただしさ、ああ・・この一年も、もう数日で終わるんだなぁ・・というあの感覚がない。
お母さんがお正月の買い物に急ぐ風景がないからだろうか。特にお正月の食べ物がスーパーに並んでないからだろうか。
私は今年初めてルンドでの新年を迎えることになった。ルンドではささやかながら大学広場(ルンダゴード)で花火が打ち上げられるらしい。私達はお寺の鐘はないが、年が新しくなる瞬間を味わおうと、ルンダゴードに出かけることにした。
うちからルンダゴードには10分もあれば楽に歩ける。私達は11時45分に家を出た。
うちから昼間マーケットで賑わうモーテンストーリエットを越えてルンダゴードへ。途中予想外のたくさんの人と出会った。ルンドにこんな人がいたのか?!というほどの人である。
しかもみんなきちんと正装をしている人達が多い。今まで年越しのパーティーでもやってたのかな?タキシードにドレスといういでたちも少なくない。それにみんなおきまりのようにシャンパンとグラスを手に持っている。その手にシャンパンを持った黒い集団が、ルンドの大教会のあるルンダゴードに夜中ぞろぞろと歩いている姿はまるで何かのホラームービーのようだった(笑)。
するとルンダゴード付近で花火が上がりはじめた。
大学前の噴水の辺りから正式にあがる花火と、教会付近から上がる・・いや正確にいうと爆発したり、水平方向に飛んできたりする若者の花火に襲われながら、私達は広場の真ん中に陣取った(というより飛んでくる花火を避けられるように、上手く人の影に隠れた・・といったほうがいいだろう)。
新年まであとちょっとだろう。花火がだんだん激しくなる。
するとどこからか「スコール!」の声。新年だ!みんなが一斉に乾杯をし始める。
スコール!スコール!スコール!
ううう・・どうしてこんな瞬間にお酒を忘れてしまったのだろう。私としたことが・・。仕方ないのでその辺に落ちている空き瓶を拾って、スコールと一応新年の乾杯(この後この拾った空き瓶は1krになる)。
花火がガンガンあがり、スコールの声と共にみんながキスをする。日本のあの厳かな新年とはちょっと違う、ルンドの新年初体験だった。
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ルンダゴードの花火 |
このほかにもたくさんのキスシー・・いや花火シーンがあります。詳しく見たい人は、ここ。
p.s.翌日のルンダゴードはすっっっっごい数の空きシャンパン瓶が落ちてました。清掃局の皆さん、ご苦労様です。あ、その前にアル中やホームレスの人が先にひろっていっちゃうか。