新聞を読もう!

 

 スウェーデンにももちろん新聞はある。日本と同じように朝刊と夕刊があり、朝刊は普通の新聞、夕刊は日本の夕刊と同じような感じで週刊誌的な部分がある。

 ストックホルムで一番売れていると思われる朝刊はDN(Dagens Nyheter)。私が住んでいるスコーネ地方で一番売れている朝刊はSydsvenskadagbladet、夕刊はKvällsposten。Aftonbladetは地域関係なく、スウェーデン全土でよく売れている夕刊紙ということである。

 それぞれの地方でオリジナルの朝刊を読むことができるが、夕刊は全国紙を読んでいるということだ。

 上の写真はスコーネで一番売れているSydsvenskadagbladetである。日本の朝刊と比較すると、とにかく厚い!月曜、火曜も厚いのだが、土日になるとアパートの郵便受けにはさまって身動きがとれなくなっているほど厚い!ちなみに日本のように広告はいっさいはさまってはこない(広告は郵便屋さんが郵便物と一緒に配る)。

 写真の新聞は一日分ではないが、見てもらえばわかるようにそれぞれの項目がはっきり別れていて、非常にわかりやすい。Malmöではマルメに関する記事。Lundではルンドに関して。Sportはスポーツ関係。Lördag(土曜日)、Fredag(金曜日)とぱっと見ただけで何曜日の新聞かわかるようになっているところも、私が気に入っている部分だ(大きくて見やすい!)。

 とにかく内容量が非常に多く、私のように慣れていないものには、その日のうちに読んでしまうのは不可能。しかしながめているだけでもスウェーデンの新聞は楽しい。写真が日本の新聞とは違って、なんというか、写真がとてもアートっぽく撮ってあって、写真をながめているだけでも楽しいのだ。

 これら一般にキヨスクや店で売られている新聞とは違って、メトロといわれる新聞がある。特徴は「タダ」。無料なのだ。これが設置されてあるのはストックホルム・ヨーテボリ・西スコーネ。スウェーデン以外にはアメリカ、カナダ、デンマーク、フィンランド、スペイン等の数十カ国にメトロは進出している。

 このメトロのアイデアというのは、電車等を利用する多くの人が会社に持っていくということであり、始まりはストックホルムの地下鉄だった。それからヨーテボリの路面電車等にも置かれそれが広まった。

   

 上の写真のように屋外に置かれているときには、雨に濡れたり飛ばされたりしないようにメトロボックスにキチンと入っている。右の写真はスーパーの中や学校やお店の入口に設置してあるとき。料金は何も気にしなくていい。これを見つけた人は気軽にとってOKなのだ。

 メトロは普通の新聞と比べると、記事が非常に短くまとめてある。急いでニュースを知りたい人にはうってつけ、まさに電車やバスで移動する人にピッタリの新聞である。それに大きさも普通の新聞に比べると小さくて軽く、持ち運びがしやすい。小さいといってもちゃんとその日のテレビ欄まで載っていて、私もしばらくメトロにお世話になっていた。

 他に適当に読む雑誌がないからかしらないが、ス人は非常に新聞をよく読むと私は思う。学生寮でも毎日Sydsvenskadanbladetが届けられていたが、学生達は朝の朝食の時間に新聞をよく読んでいた。学校から帰ってきてからも、共同台所のソファーに座り新聞を読んでいる人がかなりの割合でいた。他に面白いテレビがないからなのかもしれないが、学生が新聞を読む姿、なかなかいいもんだなと思ったスで暮らし始めたはじめの頃の思い出である。

 

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