満員電車ならぬ「満員洗濯室」 (学生寮スパルタでの出来事)

 

 日曜の夜、洗濯室に行ったらたくさんの人が乾燥機を待っていた。

 前にも書いたように、洗濯機を使うには前もって予約をしなくてはならないが、夜8時から翌朝8時までは予約無しに使用が可能である(学生寮によっては夜中の使用は不可のところもある)。しかし、みんな考えることは同じだった。

 「あ、明日は月曜だから今日中に洗濯をしちゃおう!しまった予約してなかったな・・。でも、8時以降に行けば使えるだろう」と思って集まった人達がたくさんいたのだ。

 特に私は自分の行動を前もって決める「予約」ということが昔から嫌いだ。

 洗濯機は10台あるので少し待てば使えるのだが、乾燥機が5台しかなく、しかもこういう日に限って、そのうちの2台が壊れていた。

 「あーどーして!!」・・でも、洗濯したからには乾燥して持って帰らないと、部屋に干すわけにもいかないし・・。

 そんな中、辺りを見渡すと、本を持ち込んで乾燥機の前や横で読んでいる人がいた。ちょうど私も次の日が動詞変化のテストだったので「よしっ!ここで待ちながら勉強すれば一石二鳥だ!」とまるでスウェーデンの二宮金次郎のように、乾燥機の前で勉強しながら順番を待つという労働学生となった。

 幸い私は北欧人のような巨人ではないので、洗濯物をたたむ台の上に飛び乗り、そこで座って待つことができた。

 約30分後、一つの乾燥機があき、次に待っていた人と一緒に使うことができた。

 こんな事がないように前もって予約をすればいいのだが、それ以後も夜8時以降の洗濯フリータイム(またの名を洗濯機争奪戦)以外に行ったことがない。

 しかし日曜の夜だけは避けるようにしている。狙い目はみんなが遊んでいる金曜と土曜の夜だ。

 

☆洗濯機10台全て開いていた夢のような洗濯室☆

1999.11.21

追記:その後、学生寮を後にし一般的なアパートに越したが、やっぱり週末は比較的込んでいる。私は週のはじめに洗うことが多い。私の知る限りではスウェーデンのアパートには洗濯場がついている(たまにないところもあるけど、ごく少々。その場合は自分のバスルームに洗濯機があったりする)。乾燥機と乾燥する場所もあるので、スウェーデンでは家暮らしの人以外、外に干すことはまれ。

 

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