ルンダカーニバル〜4年に一度のお祭り〜

 

 2002年5月17〜19日の3日間、ルンドでは4年に一回のお祭り「ルンダカーニバル」が行われた。ルンダカーニバルというのは簡単に言うとルンドのカーニバル(そのまんまやん)。ルンドに住んでもうすぐ3年になる私にとっては、もちろん初めてのお祭り。どんな催し物なんだろうと思っていたら、ルンド大学の学生達が中心となった大きな学園祭のようなものだった。

 しかし4年に1回ということでお店だけでなく、コンサートやお芝居も狙い目だったようだ。コンサートもなかなか有名どころが来たり、1年以上かけて準備したお芝居のチケットを買うのも一苦労など、ただたんに学園祭という言葉では区切ることもできない。やっぱりルンド大学を中心とした、ルンド市民が楽しみにしている、ルンドのお祭りと考えた方がいいだろう。

 私が一番注目していたのは、カーニバル関係グッズ。カーニバルのキャラクターは毎回かわり、今回は学生帽をかぶり赤いマントをひるがえした「イーダ」だったが、このイーダを使ったキャラクターも多く売られていた。帽子やTシャツ、文房具にリュックサック、なかでも毎回カーニバルになると密かな話題を呼んでいるゴミ箱(ゴミ缶か?)。何故これが話題になるのかはわからないが、新聞にも「これなくしてカーニバルグッズは買えない!」との記事があったり、実際私がゴミ箱を抱えて歩いているときに、数名の人に「そのゴミ箱はどこに売ってあるのか?」と訪ねられたほどだ。このゴミ箱の他にも、カーニバルビール(会場の中のみ)やカーニバルヨーグルト(ルンドのスーパー等でも販売)も販売されていた。

イェーイってやってんのはイーダです

 会場はルンド中心部にあるルンダゴードという公園(広場)で、その周囲を柵で囲み、いくつものアトラクションや出店がカーニバル1週間ほど前から建てられはじめた。

 日本の大学の学祭と違い、入場料40krがかかるところがちょっと痛いが、これは警備員をやとったりと必要経費に回るらしい。

 さてカーニバル当日、さっそく会場へ偵察へ行った。・・ところがカーニバル会場にむかう途中の広場はチケット(多分これはコンサートや劇や3日通し入場券など)を買い求める人で数百メートルの列!こんなにルンドに人がいたのか!というほどの混雑。

それを横目に会場へ急ぐ。入口で入場料40krを払う。しかしスタンプを押してもらえないということは、これは一回限りの入場らしい。ま、しかたがない。すぐにお目当てのグッズ売場へ向かう。会場の一番奥の部分、大学記念館の噴水の前にあるテントでグッズが売られていた。噂通り、すごい数のゴミ箱が並べられていた。

 買い物のあと食事をする。食事はこのカーニバルの一番の楽しみでもあった。最初に目に入ったのは「タイwok」というもの。アジア風炒め物らしい・・がこれはなんちゅう味だ?!とても塩辛く食べられたもんじゃない。学生数千人いるのに、ろくにご飯をつくれるやつも探せんのか!と半分怒りながらも完食。しかしこれだけ塩辛いとビールがすすむ。これが手か?学生。ちなみに次の日の朝刊には「タイwokは美味しくなかった」との厳しい一言が。スウェーデン人の舌をちょっと見直す。

 食事のあと会場内を散歩。会場内ではラジオ放送、そしてテレビ放送(学生TVというチャンネルがある)もされていた。この日のルンドは風は非常に冷たいが快晴。始まって数時間しかたってないというのに、会場内にはたくさんの人がいた。その夜はさらに多くの人が押し掛け、一時期入場制限が行われるほどの盛況ぶりだったようだ。

 

 

 
   
     

   

   

 2日目のみどころといったらカーニバルのパレード。約2時間、そして2千人弱が参加という非常に大きなパレードだ。このパレードは2日目、そして最終日の3日目も行われた。いくつものブラスバンド、そしていくつものテーマに扮したグループが大型トラックを改造したものに乗り込み、町中を練り歩く(運転?)のだ。政治もの、芸能人もの、スウェーデン王室もの、お隣の国デンマークもの、話題の映画スターウォーズのものと色々な仮装が楽しめた。

 ←ルンドにしてみるとすごい人。

 正面の家の屋上にも人がいる。

   近くによるとこんな感じで→

       もう前が見えない

     
 ←首相、結構似ていた
 赤いポンポンが若々しい!→  ↑男の子も、女の子もカワイイ☆
 ←実は真ん中のお姉さんの服は

 ペインティングなんです。

   お隣の国、デンマークの→

 グループ。ビールの格好です。

     
 ←みんなすでに飲んでます→
   ←僕も何か飲みたいよ〜(犬)

 

 2時間沿道でみている方も大変だが、やっている方もなかなか重労働だ。2時間ルンドの町中を踊りながらまわっているのだ。最終日には多くの学生が飲みながら踊り歩いていた。おいおい・・と思うと同時に、ま、こういうことは若いときにしかできないし、自分たちも若いときには同じようなバカやってたなぁ・・と昔を思い出すことができた、そんな若さほとばしるルンダカーニバルのパレードだった。

 次回は4年後。なぜかサッカーのワールドカップと一緒で覚えやすい。町の緑も本番を迎えつつある5月のルンドで、これからやってくる夏のスウェーデンをいち早く感じられるルンダカーニバルの3日間だった。

2002.5.27

最終日のパレード、見る?

 

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